インプレッサ千夜一夜物語

さて続きだ。
燃調は現車合わせをしてもらうことになり、１０日間ほど預けていた。
e-manage ultimateはツールがついてるのでパソコンがあれば自分でできるんだけど知識も経験もないので専門家にやってもらうのが一番だと思う。

最初はブースト１．１kg/cm2で合わせてもらった。
STiだとノーマルでもマフラーとか変えるだけでも１．３kg/cm2くらいになるらしいけど、作者のNBの場合だ圧縮比が高くなっていてあまり高くはできないようだ。

で、出来上がっていざ試乗開始！
ちょっと乗っただけで、「な、なんだこれ？」と驚きと戸惑いが入り混じって、アクセルを踏むたびに「なんだこれ！」ってしばらく突っ込んでいた。

どう変わったかというと、ちょっとしかアクセルを踏まなくても、とにかく前へ前へ進もうとするのだ。
点火タイミングを早めたらしくて、自分の思いよりも早く回転が上がっている。
ターボラグも以前とは比べものにならないくらいなくなっていて、中速域ではターボ車よりもNA車みたいにフラットに加速している。

e-manageのログから出力グラフを作ってみたら３５００rpm/mでトルクMAXになって６５００rpm/mまで一定になっていたから、パワーバンドが広くてフラットな特性になっているのもうなずけた。

ただブーストに余裕があるのかすぐに１．１まで上がってしまうので、もうちょっと上まであげてもらって１．３kg/cm2でお願いしたんだけど、ノーマルCPUのほうで制限されているみたいで１．３ではブーストカットがかかるので結局１．２５kg/cm2での仕様に落ち着いた。

しかし普段乗るには１．２５kg/cm2だとちょっとドッカン気味で過激だった。そこでｅ−ｍａｎａｇｅ側で設定が２つ持てるようになってたので待ち乗りは１．１kg/cm2にはしているけどね（＾＾；
今回、エンジンチェックランプの対策としては実はまだ高速で結構長距離を走ると点灯するんだけど、少しアクセルを踏み込むとすぐ消えるようになったので良しとすることにした。

というわけで、サブコン生活に入って３ヶ月ほど経つんだけど、ターボラグが減ってアクセルをあまり踏まなくてもいいので運転が楽になって快適で実用的だ。
トラブルから始まって金額的には結構かかったけど、いい買い物だったと思う（＾＾）ｖ